記憶の性質と麻雀の技術の関係

前回は短期記憶と捨て牌の記憶について考察したので、今回は記憶全体と麻雀の技術の関係について考えてみます。

前回のおさらいになりますが脳の記憶の種類には、保管しておける長さで区別すると、

数分以内保管しておける短期記憶

かなり長い間、年単位で保管しておける長期記憶

この2種類があります。

そして長期記憶にはいくつかの種類があることが知られています。

1 エピソード記憶
2 意味記憶
3 手続き記憶
4プライミング記憶

エピソード記憶

大雑把に言えば「思い出」です。過去の出来事の記憶のことを言います。
ナガレが重要ならエピソード記憶も重要なんじゃないですかね(適当)。

意味記憶

大雑把に言えば「知識」です。簡単なものでは役牌の頭には符がつくとか、字牌の暗刻は8符がつくなどのものから
複雑なものでは、統計で特定の順目で悪形満貫のテンパイと良形2600テンパイどちらが局終始がいいか…などもここに含まれます。

手続き記憶


俗に言う「体で覚える」記憶です。麻雀でいうとツモの動作、鳴きの手順をスムーズに行えるのはこの「手続き記憶」が為されているからです。打っているうちにスムーズにツモの動作ができるようになったからといって、腕が記憶しているわけではありません。脳で保管されている記憶なのです。動作の「情報」が保管してある、といったほうがイメージしやすいかもしれません。

プライミング記憶

あまり麻雀には関係ないだろうと思うので省略。
これだけで記事ひとつできそうなくらい分かりにくいけど、数理のゲームには関係無い記憶です。


この中でも特に労力を割いて身に付けなければいけないのは当然意味記憶です。
麻雀牌を扱う動作の手続き記憶は、普通に一半荘打つ分には恐らく
消しゴムで文字を消す程度の正確さ
があれば何も問題ありません。すぐに身に付きます。
(長時間の複数の対局を連日で行う場合は体への負担が無視できなくなるレベルで起こるかもしれないが。)

エピソード記憶にいたっては、論理的な打牌には全く必要ありません。

次回には、どうしたら長期記憶は身に付くのか、という話でもしたいと思います。
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コメント

No title

年とって思い出補正が強くなっていくと流れ論者になったりすんのかな( ^∀^)

短期記憶の量とか覚えるコツ的なものは埋められない差がありうると思うけど、意味記憶については単純に暗記科目みたいなもんだからまずはそこを埋めていくべきな気がしますね(´∀`*)

No title

>ひもっちさん

コメントありがとうございます(∵!

基本、記憶力が劣化するときには
意味記憶→エピソード記憶→手続き記憶
の順になるのでなにも意識しないで打つと流れ論者になるかもしれないですね。

それと、短期記憶の容量増やすのは効率が悪すぎるので
やはり長期記憶を少ない労力で引き出したほうが誤打が少なくなると思いますね。

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